食べ物と私

食べます。

とっておき、生チョコアイス

私の趣味には頭がいる。

大概パソコンの前で済ませてしまうのだが、ある意味考えることが趣味なんて所もある。

 

考えることは楽しい。

あれやこれやと思考を巡らせて、一つのものを作っていくのだ。

没頭する体験は、きっといくつになっても楽しいことのような気がする。

 

しかし、やっぱり集中力には限界があって。

二、三時間くらいだろうか。机についていると、無性に甘いものが食べたくなる。

 

脳が甘いものを欲しているのか、それとも疲れた時には甘いものという刷り込みのせいなのか。

とにかく甘いものを食べることは私にとって最大のリフレッシュ方法なのだ。

 

そして、今日は『とっておき』が控えている。

 

硬くなった肩甲骨を伸ばして、冷凍庫を開ける。

眠っているのは『生チョコアイス』。セブンイレブンの冬の定番だ。

 

初めて食べたのは去年だった。

私にとって唯一の情報収集のツールであるツイッターで、めちゃめちゃ流れてきていたのだ。

単純な私はすぐに食べたくなって、即行でセブンイレブンに走った。

 

今年も全く同じ流れだ。

ツイッターで流れてきて発売されたことを知り、帰りに買ってしまった。

本当にどこまでも単純なのだ、私は。

 

慎重に蓋を開けるも、ココアパウダーが少しこぼれ出てしまう。

そうだ、このアイスは甘いけど苦い、つまりは美味しいアイスなのだった。

 

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店員さんが選ばせてくれた木のスプーンで、ごろっとした生チョコ、そしてアイスを掬う。

 

余談だが、プリンなどについてくるプラスチックのスプーンは、この手のアイスに向かない。弱すぎる。

ただしハーゲンダッツのスプーンだけは例外だ。

 

口に含めば、ねっとりと密度の高いチョコレート。そして冷たさ。

アイスにしては咀嚼が必要で、長い時間をかけてとろけていく一口。

至福の時間である。

くどくないのは、これでもかとかけられたココアパウダーのおかげだろう。

 

甘いものは元気をくれる。冷たいものは、気持ちをシャキッとさせてくれる。

その二つを兼ね備えているアイスは、疲れた私の最適解なのだ。

 

あっという間に食べ終わってしまい、こぼれたココアパウダーをきちんと拭う。

 

ふつふつとストレスのたまる日々が始まってしまい、最近は「今日、甘いものしか食べてなくないか?」と、なることが増えてきた気がする。

特にフレンチトーストなど、朝食があまいものだった時は要注意だ。

 

今これを描いている瞬間も、タピオカ飲みたいな、なんて思考に陥ってしまう。

そういえば最近体重を測っていないことに気が付き、静かに嫌な汗を掻く今日この頃だった。