食べ物と私

食べます。

暴力飯代表!ケンタッキー

最近かなり乱暴な食生活をしているように感じる。

気が付けば10月も中旬で戦慄している。また忙しいまま流れてしまっている。

 

しかし、今日こそは何か作ろうかと思案していた矢先、同居人のおめでたいことが決まった。

 

そしてあれよあれよと、そのまま晩御飯はケンタッキーに決まってしまったのである。

 

ケンタッキーは大学生になってより身近になったように思う。

実家に居た頃は店舗自体が遠かったこともあり、年に一度利用するかしないかくらいの頻度だった。

 

大学に上がってからは偶然にも店が家の近くにあり、チキンだけでなくハンバーガーや、なんだかおいしそうなドリンクも売られていることを知った。

おいしそうなドリンクの方は未だに飲んだことがないのでいずれは絶対に、と思っている。

 

箱を開ければ、あのケンタッキー独特の香りが部屋に広がる。

部屋ですら一気に食に支配されるのだ。

 

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なんだか大きい部位を一つ選び、そのまま齧り付く。

しんなりとしたスパイシーな衣と一緒に、ぷりぷりでジューシーな鶏肉が口内と心を満たしていく。

ケンタッキーのフライドチキンでしか味わえない体験だ。

 

どこま食べていいのか分からない軟骨を時々かみ砕いたりしながら、がぶりがぶりと食らっていく。ザ・肉!という感じだ。

 

肉を食べると元気になる、という私の中の考えは、実体験からくるものか、それとも某海賊船の船長の影響だろうか。

ただ、今日は晩御飯がケンタッキーに決まる前にエナジードリンクを飲んでいた。

 

炭酸でちょっといっぱいだったお腹、そして一縷の自制心から、二つ目は小さな胸肉の部位を手に取った。

部位については判別の自信はないが、三角形のでっかい肉が一番おいしくてカロリーが高いこと、そして胸肉の部位があることくらいは知っていた。

 

ケンタッキーを食べておきながらカロリーを気にするなど、もはや禁忌に近いのだが、いかんせん最近肌荒れが酷い。

気のせいだと願いたいが、心なしか顔も丸くなっているような気がする。

 

そんな中この晩御飯。ちょっと暴力的すぎやしないだろうか?

 

あまり体型を気にしていないとは言いつつも、私だって健康くらいは保ちたい。

ケンタッキー二つと、サイドについていたスイートポテトパイ。

そんな説得力皆無の食事の後、残骸を片付けつつ、明日からは野菜を取ろうとぼんやり決意するのだった。

 

ちなみにこの後、作業通話に付き合ってくれた友達にこの話題をこぼすも、「また海鮮丼を食べに行こう」と愉快な返しをされるのだった。