食べ物と私

食べます。

死にたがり・アルコール

手で適当にレタスを千切る。

ちょっと旬を逃して美味しくなくなったトマト。

冷凍していたハーブのウィンナーを焼く。

何か考えていたわけではなかった。ちょっとお酒が飲みたかった。

 

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先日、超学生さんの話をしたと思うが、今はよく『うみなおし』を聞いている。

 

【超学生】うみなおし @歌ってみた - YouTube

 

妊婦と中絶された子供の曲だという説を聞いたことあるが、そう捉えられる人は幸せだ。私は私自身に言われているような気しかしない。

 

お酒を飲むと寂しくなる。いや、寂しいから酒を飲んでいるのかもしれない。

そんな歌もあったよな、と思いつつ、ぐるぐると回る思考は止まらない。

 

死ねないという事実に恐ろしさを抱く。

無理だ、だって私は自殺出来ない。

だって、いろんな人が可哀想だ。たとえ私が理不尽に産み落とされて一生傷ついているとしても、私が誰かの一生に傷をつけるわけにはいかなかった。

 

死にたいけど、自分で死ぬわけにはいかない。

 

分かっている。はなから私は人間に向いていないのだ。

自分が出来損ないだってことも、どうにかするには生まれ変わるしかないってことも。

死にたいというより、早く死ねばいいという感覚が強い。

 

むしゃむしゃと、アルコールを流し入れるためだけにご飯を食べる。

ウィンナーはちょっと予想外に美味しかったような。

それでも満たされなくて、損ないたくなった。

 

腕はちょっと見つかった時大変かも。足なら晒すことないか。

理性的だなと嘲笑いつつ、でカッターを太ももに押し当ててみるも、切れ味が悪いのか力が弱いのか、浅い線を残すだけ。

生も死も、どちらにしろ私は中途半端なのだ。本当に笑える。ウケる。

 

何が正しいのか分からないし、こうやって消費していくばかりの日々なら本当にもうやめたい。降りたい。

何も恨みたくないし、何も嫌いたくないのに、私は何もかもを恨んでいるし何もかもが嫌いだ。気取っているのは私なのだ。

 

何もかもをずっと分かっている。分かっている気でいる。

ただ、受け入れられているかと尋ねられればちょっとあやしいけど。

何にすがろうと、結局のところ1ミリだってどうにもならないのだ。

何の安心も安全もない。私は蝕まれながら生きていくだけだ。

 

嗤えなくなればいいと思う。笑えなくなればいいと思う。

もう随分泣いていない。

赦してなんて言わないから、罰を辞めて欲しい。早く殺してほしい。

 

でも誰も私がこんなことを思っているなんて知らないから。

今日も私は上手に生きている。100点満点だと思う。

そのギャップが気持ち悪いから、視点がたくさんで目が回るから、主観も客観もなくなってしまえばいい。早く私からなくなってしまえばいい!

 

残りのアルコールを煽る。水は飲まない。

こんな日は早く寝なきゃいけなかったな、なんて。