同期に怒る夢を見た。
最近怒る夢が多い。けど、今日の同期の夢には心当たりがある。
先日、一人の同期が潰れたという話をしたが、今日夢に出てきた同期はその人を見て不安に駆られたらしい。明日は我が身、だとか言っていた。
一体、休むことを何だと思っているんだろうと思う。
私と彼は違うと、そう思いたいのだろう。
人間なんてみんな同じだということを、そんな初歩中の初歩を分かっていない。
そんなのだから、私は節々に絶望しているのだというのに。
おかしな話だと思う。
ちょっと居た堪れないし、希望はない。
私はどうしても、夢に出てきた同期のようになりたくない。
寝付きがいいから安心していたが、最近は中途覚醒が酷い。
ずっと眠い感じがする。だから怒る夢だってたくさん見るのだろう。
でも、最近は少し忙しいのだ。
あんまりのんびりもできなかった。
そんなこんなで必死にパソコンに向かっていたら、いつのまにかお腹が空いて動けなくなっていた。
こういうことをどうにかしなければ。
とりあえず昼ごはんだけコンビニで買い、晩御飯はきちんと食べようと決意する。
睡眠と食事は私が生きる上で大事なものだ。
この二つが欠けると、絶対にいいことは起きない。
せめてどちらか一つでも満たしてあげよう。
晩ごはん。久しぶりにちゃんと台所に立つ。
まず作るのは卵焼き。
めんつゆにマヨネーズをちょっと、砂糖を入れて焼いたものだ。
切るのは面倒なのでそのまま食卓へ。
そして大変長らく冷凍庫に眠っていた豚バラ肉。
ちゃんと解凍できていなかったけど力技で炒めていく。味付けはシンプルに塩胡椒。
冷凍庫からはご飯、そしてインスタントの味噌汁を入れる。
野菜が足りないから、具はわかめ。緑はこれで許してほしい。
晩ごはん、という感じだ。
皿に何かが乗っているだけ、正直感動ものである。
まずはずっと食べたかったお肉を一口。
肉らしい肉をたべたのは本当にいつぶりだろうか。
シンプルな味付けに脂っこい肉なのに、かなり美味しい。白米をかき込んだ。
味噌汁も温かい味で、だし巻き卵もほんのり甘く、美味しい。
こうしてきちんと晩御飯を食べられることは、きっと幸せなのだ。
幸せなことを幸せだと、私は分かっていると思いたい。
お腹が満たされれば、きっとむしゃくしゃした気持ちもちょっと平らになって、普段の私が帰ってくるはず。
そのためにもこの私にとっての豪勢な晩ごはんは必要不可欠なのだ。
次は野菜を添えて、またちゃんとした晩ごはんを作ってみよう。
気が向いたら、ね。