食べ物と私

食べます。

楽しい夜の坦々麺

 

皆んなで飲み会をすることになった。

最近は多いような気がするけど楽しいから深く考えないでおく。

 

金曜日の夜、人が多いことは分かっていたが予約を入れなかった私達。

本当はビアガーデンに行く予定だったが、値段の高さに違う店を探して放浪。

結果、おいしいと噂だった中華料理屋に入ることになった。

 

皆で居酒屋に来た時に食べ物を頼むのは得意じゃない。

でも私がどれを食べたいか言う前に女の子たちは各々食べたいものを言ってくれた。

私としてはすごくすごくありがたい。

 

飲み放題を設定して早速ビールを頼む。

ビアガーデンが諦めきれない私達。

ちょっとしたテラス席でご飯とお酒を楽しんでみる。

 

雨上がりの蒸し暑い外だったけど、その代わりに冷えたビールがとてつもなく美味しい。

 

さらに出てくる料理は麻婆豆腐、焼き鳥に馬刺しと美味しいものばかり。

麻婆豆腐なんか一口でビールがかなり進んでしまう。

 

私は個人的にそこまで酒豪というわけではないと思っているのだが、周りからすると強い方らしい。

コールをされるような過激な飲み会ではないにしろ、お酒が進んでしまう。

ふわふわして心地が良かった。

 

料理の美味しさに話が浮きながらも、やっぱり話題は恋愛の方へと流れていく。

どうやらやっぱり彼氏は欲しいものらしい。

けれどどうにも相手がいないのだとか。

 

私は割と最近別れたばかりだから思わないだけなのかもしれないが、そういう話を聞いても異性の必要性を全く感じなくなってしまった。

 

やっぱり一人で生きていける女性は強いと思うし、そうあるべきだともどこかで思う。

頭を撫でられたいのはそうだけど、そのために自分を犠牲には出来ないのだ。

 

おすすめのマッチングアプリについて話しているうちに時間は過ぎ、締めを頼むことに。

ちょっと赤くなった顔で友達が頼んだのは坦々麺。

 

f:id:zenryoku_shohi:20220710001614j:image

 

ブログを書いているから写真を撮っていいかと聞けば、皆んな快く了承してくれた。

あと褒めてもくれた。嬉しかった。

 

スパイスの効いた、ちょっと辛い坦々麺。味噌のような味が濃くて、ハイボールを進めるのにぴったりだった。

 

夢中で食べていれば、「あなたが幸せそうだと私も幸せ」と女の子が言ってくれた。

それはこっちのセリフだよ、と返しながらまたお酒を煽る。

 

ちょっと馬鹿になった脳では周りの目を気にする機能が死んできて、人と話すことがいつもより楽しくなってくる。

しかし、酒が抜けたあと、いつも後悔するのが分かっているからまた長居してしまうのだった。