食べ物と私

食べます。

前向きに、鶏胸肉

気分が上がっている気がする。

色々なことを1つずつこなせているような。

相変わらず情緒がジェットコースターだと思う。

誰にも迷惑をかけていないから、それはそれでいいのかもしれない。

 

この浮き沈みを病気とか、名前で括ってしまえばそれまでだが、1人の世界に慣れてきた証でもあるのかもしれないと思う。

ちょっと仕事が片付いて、落ち着いたこともあるけれど。

 

自分と話すことが多いからか、日記の文章が伝わりづらいものになっている気がする。

普通に話すと薄っぺらくなってしまい、伝えることが難しい。

 

お腹が空いたので、兼ねてからの料理を作ってみる。

少し前に実家から届いた大量の大葉を切り刻む。梅干しを五個プラスして。

あとは鶏胸肉を一枚、開いて、そのジャムみたいになった梅干しを塗り込む。ついでにチーズを散らして。

 

焼いたら完成。大葉梅チーズ鶏。名前は適当だ。

 

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色はめちゃくちゃに悪いけど、一口ごとに青葉の清涼感と、そして何より梅干しの塩気が喉を刺す。

もちろんビールが止まらない。

思いの外量があって驚くけど、美味しくて幸せだ。

 

あっという間にビールを飲み終えてしまったので、グラスに氷を入れて、そこにハイボールを注いでみる。

この前買った製氷機が役に立っていて、ちゃんと生活が続いていることを知る。

 

こうやって一人でいると心地がいいと思う。

向き合うことが自分だけになるから、多分考えることが減るんだと思う。重くはなるかもしれないけど。

 

外見を気にしなくなったり、そのかわりにちょっと部屋の清潔さに目が向いたり。

飛躍して、もう親の脛齧りでもいいかななんて思ったりする。

 

急かされていない感じがするのだ。

ゆっくりでも許される感じが。

 

閉鎖的な空間の方が開放的になれるのだから、人間は本当にしょうもない生き物だと思う。

 

誰かが居ればもちろんその人は私の中で比較対象になってしまって、だからその度に自分の欠点とか劣ってる部分だとか汚い部分を知ることになる。

相手だってそれは本意じゃない。

ヤマアラシのジレンマだ。私は人に近づけない。

 

私を分かってあげられるのは、本来の意味で私しかいないのだろう。

 

ファンタジーを見て、その絆の厚さにちょっと胸を焦がす。

どんなに憧れだって、私はきっと死ぬまで一人だけど、一人だけど、生きるしかない。

その事実をあまり受け入れられないでいるけど、諦めつつあるような気もする。

 

早く何もかもに蹴りをつけたい。

幸せなまま消えてしまいたい。

 

毎日そんなことを思うけど、私はとても、とても前向きな気持ちでいるのだ。