食べ物と私

食べます。

反省会と蜂蜜トースト

甘やかす、とは言えやらなければいけないことはある。

今週はこの前の一件で全勢力を使い切ってしまったようで、全くもってやる気が出ない。本当に、1ミリも、だ。

 

行かなければならない朝。なんだかイライラしている。

暑さにやられているのが半分、多分気が抜けてしまったのが半分。

化粧ももういいや、と朝ごはんを作ることにする。

あの日からめっきり化粧をしていない。する元気がないのだ。

 

丸裸のトーストを一枚、オーブントースターで焼き、そこにバター、蜂蜜を塗ってやる。

私と同じ、やる気のないトーストだ。

 

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いや、美味しいだけパンの方がいくらか有意義かもしれない。

アイスコーヒーを飲みながら、パンを齧る。

バターと蜂蜜のなめらかな味と、90円の食パンのパサパサ加減。

絶妙な組み合わせで、よく似合っていた。

 

思い通りに行かないことが多いと思う。

先日の件について、少し上の人と話す機会があった。

 

正直まだ傷は癒えていないので話したくなかったのだが、何せ上の人が心配性なのだ。

何も出来ないのに心配だけされるとちょっと迷惑になるんだよな、なんて思ってみたりもする。ここが私の嫌なのところなのだけど。

 

何はともあれ、結論としては私のやりたいことをやればいいってことだった。

捉え方を変えれば良いのかもしれないけど、やっぱりどこか無責任にも見える。

 

ただ、確かに責任を上の人に任せるのも、なんだか違うような気もする。甘えというか。

おんぶに抱っこでもいいのかもしれないけれど、それじゃちょっと居心地が悪いのだ。

もう少し傲慢な性格でありたかったと切に思う。

 

もそもそとトーストを食べながら今日の予定を考える。

最短であれば午前中に終わるのだが、やろうと思えば夜までかかる。私次第と言ったところだ。

 

けど、テーブルの下のマットがよれている。

床に寝転べば髪の毛が落ちているし、洗濯物も溜まっているような。

やる気が起きないから、家の状況だって良くない。

この前買った本だって、一章を読んでから進んでいないのだ。

 

今日は業務を早く切り上げて、残りを家事に充てても良いかもしれないな、と思う。

世間一般の人は休日に家事をするのかもしれないが、家事だって立派な仕事だ。

ここ数日、つまり休みの期間にそんなことは出来なかった。

 

ただでさえまだちょっと落ち込んでる状況だ。

私のために、私の状況を整えることから始める必要があるかもしれない。

 

簡単に済ませてしまった紙皿を捨てる。

ああ、早く帰りたいなぁ。