食べ物と私

食べます。

不格好、しっかりトースト

頑張って起きる。めちゃくちゃに頑張って。

心配性と朝の準備が遅いのとで、いつも朝は時間がかかるのだが、今日は少し長く寝過ぎてしまった。

 

焦るほどでもないが、ちょっと準備が早足になる。

一日、しっかりやり切らなくちゃいけないから、そのためにメイクをした。

 

うまくいかないことが多かった、疲れ切ってしまっていた数日を抜け出したのか、今日はどうにか体が動くようだった。良かった。

 

最近は寝相がいいのか、髪の毛が落ち着いている。

アイロンをかける手間は省け、そのまま櫛で適当にすく。

 

ゴールが近い。

この髪の毛を別の色に変えたくて、ちょっとうずうずしている。

まつ毛パーマやネイルだってやってみたい。

ただでさえ重い腰。チャンスはほとんど今しかないと思うのに、なかなか予約まで手は伸びない。

絶対にネイルと髪だけはやりたいと思うのだが。

 

しっかりしたかったので、ツナにいつぞやかもらったマックのマスタードソースを混ぜる。

今週買い物に行っていないせいで我が家の備蓄が全部減っている。タイミングが悪いことに、マヨネーズすら無かったのだ。

パンに敷いて、トースターへ。

その間に目玉焼きを焼いておく。

 

乗っければ完成。なんかよく分かんないトースト。

 

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黄身が少し潰れてしまった。

一口食べてみれば、たちまちマックのあの味。

ソースだけでお店に連れて行ってくれるマクドナルドはやはりすごいなあと思いつつ、崩れかけた目玉焼きを食べる。こちらはいつもの家庭の味。

 

食べ終わったらテキパキと皿を片付けて、色々と準備を整える。

いつもなら堕落していた時間も惜しんで動く。

本当はその堕落していた時間が必要だから、私としては少し不服だ。

 

薄く雲がかった外を見る。

いつの間にか蝉が鳴き出していた。

最近は天気が悪いけど、多分もう夏なんだと思う。

ふとした瞬間に季節を思い出して、納得したような気分になる。

 

今日はどうやら大規模な祭りがあるらしい。

私は地元の小さな祭りしか行ったことがなかったから、だんだん夏祭りの準備が出来ていく様子を見るのは新鮮だった。

 

なんだかクリスマス前みたいだな、と季節違いのことを思ってみる。

でもきっと、この地域の人にとっては夏祭りも大変大きなイベントなのだろう。

 

クリスマスやハロウィンは当日じゃなくて、その日を待ち望んで浮き足立っている街の人を見るのが好きだ。

この街に住み続けるのであれば、そんな楽しみも増えるのかもしれない。

 

何はともあれ、無事に帰宅できるよう願いつつ、また一つ私はあくびをするのだ。