一つずつ、やることの必要性が分からなくなってきている。
例えば、書くこと、起きること、頑張ること、眠ること。
何のためにやっているかなんて考えたら終わりなのに、見えすいた答えを何度もなぞってしまう。
早くたった独りになりたいと思う。たった独りに。
体と心の整合性が取れていないのだろう。
最近その二つが別物のように感じられることが多い。
だって食べることも寝ることも、本来ならきっと私には必要ないことのはずだった。
本来なら頑張らなくていいはずだった。
生まれてなかったら、頑張らなくていいはずだった。
特にお腹も空いていなかったが、セブンイレブンで買ったクレープを開ける。
お腹を満たすんじゃなくて、美味しいものが食べたいからだった。
ふわふわな生地を突き破らないようにして手に取り、一口。
途端、果肉の粒々が口にさわる。
オレンジソースと書いてあったのに、中に入っていたのはもろオレンジの果肉だった。
クリームに柑橘のフルーツは、あまり好きじゃないのに。
あーあ、と残念な気持ちになりつつ、適当に貪る。
一口で諦めちゃったスイーツに用事なんてないのだ。
本当に、色々なことがよく分からないままでいる。
なぜ人に親切にしなければいけないのか。
なぜ死にたいと言ったら駄目なのか。
なぜ親に感謝しなければいけないのか。
なぜ堕落した生き方は避難されるのか。
生きたくもないのに、なぜ生きるために頑張らなければいけないのか。
生へのモチベーションが限りなく低いのだと思う。
死にたい心が勝っているから、お金を稼がなきゃいけない意味が分からない。生きられないならそれでいと思う。
でも、きっとお母さんとお父さんは怒るんだろうなと。
別に私は両親のことを毒親だと思ったことはない。
けど、何で産んだんだろうという疑問も消えない。
親を尊敬しているかと言われると否だし、どちらかと言えばなりたくない部類だ。
もしこれから先介護が必要になったとしても、きっと私はさっさと老人ホームへ二人を送り出すだろう。
むしろそれだけでも感謝して貰いたいと思ってしまう。
家族だって、私にとってはよく分からないのだ。
ちょっと大きな騒動があって、色々諦めて、もうすぐ一年になるんだと思う。
何で生きているのか、私にはいまだにわからないし、もっと前から私は死にたい。
人間、もうこの歳になれば変わることはないと、個人的にはそう思う。
誰か、何かを私のせいにしてくれないかな。
たくさん憎まれて、きちんと殺されたい。