食べ物と私

食べます。

ラストスパートにモンスター

ラストスパートをかけたい。

明日から用事が入っていることを踏まえて、今書いてある話を完走させたいという思いが強まった。

 

ということで、一人、追い込んでみる。

雨が止んだ隙間を掻い潜って近所のコンビニへ。

買ってくるのは気合を入れるモンスター。

そして癒しのチョコレート。

 

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頑張りたい時にはよく買っている。

もう店員さんにも顔を覚えられてしまったような気がする。

いつもの年配の女性と目が合って少し気まずかった。

あだ名でもつけられていたらどうしよう。

 

ストローをさし、ぐびぐびと飲み込みつつ、スマホに向き合う。

本当は今書く半分くらいで終わるはずだったのに、全然終わらない。

 

別に無理に明日までと頑張らなくてもいいのだが、マルチタスクが出来ないため少しまずい。

そろそろ仕上げてしまわなければ、次の業務に取り掛かれない。

 

今回はパロディを書いてみたのだが、なんせ私は世界観を作るのが酷く苦手だ。

説明がましくなってしまうし、あまりキャラクターをうまく動かせない。

その辺をどうにかしたいと思ってはいるけれど、なかなかこれが難しい。

だから今回もまだ苦しんでいるのだけれど。

 

一日一万字が限界だと思っていたのに、その容量をとっくに超えて、どんどん書き進める。

何字書いたか、がゴールではない。

結局話が終わらないことには執筆もゴールではないのだ。

 

お話がラストスパートだ!と思った所で、そのラストスパートがめちゃめちゃに長い。

時計を見ると午前2時を過ぎていた。

モンスターのおかげか、全く眠かったりとかはしない。と言うより完全なトランス状態になっているような。

 

そのままどうにか、本当にどうにか最後まで書き上げてしまい、一旦風呂に入る。

これからは推敲の作業だ。

少しずつ書き溜めたものだから、全体を通して読んだ時どうなるか知っておきたい。

 

そう文字数は約六万五千時。

結局、全部読み終わったのは午前5時。

とりあえず私の伝えたいものは形にできたような、世に出してもある程度読めるようにはなったと思う。

 

寝てやろうと思うものの、やはりハイな状態が続いているのかなかなか睡魔はやってきてくれない。

ごろごろと寝転がりながらスマホを眺める。

 

私の書いたもの、読んでもらえるだろうか。

どう思われるだろうか、何か伝わるだろうか。

 

色々と不安に思うことはあるが、とりあえず私は私の書きたいものが書けたのだ。

ちゃんとそこに満足しないと、どんどん欲は出てきてしまう。

 

目を閉じる。頑張れてよかった。ありがとう、モンスター。