食べ物と私

食べます。

三日目とストレス

妹滞在三日目。

少しだけ、ほんの少しだけ疲れが見え始める。

元々分かっていたことだが、やはり人と生活すること自体になれない。

彼氏と別れてから加速している気がする。

 

いつも広いベッドが半分占領されること。

家が散らかること。

ペットボトルを捨ててくれないこと。

毛布を床で使うこと。

いつも私が抱きしめているぬいぐるみを占領されてしまうこと。

洗濯物を回す頻度が増えてしまうこと。

 

とにかく全てが癇に障ってしまう。

これを書いている今もベッドで二人、横になりながら画面を見られないよう、こそこそとスマホを操作している。

ちなみに妹が読んでいるのは私のワンピースである。

 

ちょっと限界でストレスが溜まってしまう。

心が狭いと言われようが仕方がない。

嫌なものは嫌なのだ。

 

午前中は大抵何も食べないで作業する私。

というか何か食べると作業が滞ってしまう私。

しかし、お腹が空いたと言い始めるので仕方なくウーバーイーツで食べたがっていた王将を注文。

それに合わせて私も休憩をとる。

 

生活リズムを合わせることが、いつのまにかこんなにも煩わしくなってしまう。

いやな姉だなぁと思いつつ、いつもより倍くらい時間のかかるウーバーイーツにまた苛々する。

 

確実に疲れが溜まっている。どうにかしなければ。

 

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エビチリ、レバニラ、餃子に天津炒飯。

王将の豪華ラインナップだ。

 

時間が経っているからちょっと冷めているかとも思ったが、案外そうでもない。

餃子は相変わらず肉厚で美味しいし、天津炒飯の庵はまだ熱々だった。

エビチリもちょうど良い辛さ。レバニラは肉厚で美味しい。

 

二人で結構な量になったような気がするが、食べ進めていくうちにちょうどいい量だったかな、と思えてくる。

毛布を地べたで使って、その上餃子のタレまでこぼした妹はかなり憎かったけど。

 

毛布のシミを落とさせた後、満腹感に休憩を先延ばしにする。

一人で住んでいる時は、こういったストレスがなかったから、もしかしたら食べなくても済んでいたのかな、なんて思う。

私にとって食べることはストレス発散の一種ではあるから。

 

それに、空腹はそれなりにストレスを運んでくる。

一人ならいいが、人と居る時にストレスを抱えるのはいかがなものかと思う。

当たり散らしてしまう危険があるからだ。

 

あまりイライラするのは良くない。

けれど、やっぱり一人がかなり恋しくなる。

これから後数日、実家で人と居る時が続くが、私は生きていられるだろうか。

 

規制が終わって体重が増えているのは半分ストレスのせいかも、などと勝手なことを思いつつ、カラの容器を直すのだった。