食べ物と私

食べます。

だめかもしれない

色々と決まらないまま、春を迎えようとしている。

今に始まった事ではないが、どうにもまだ先は見えない。

 


結局文章を書くことに執着し、それで少しお金を稼ぎつつ、バイトで働くことにした。

安定の為にやりたくないことをするのはどうやら私には難しかったようだ。

そりゃそうだ。最大の安定が死だと思ってる。それ以外は何だって不安だ。そして他人の評価で憎んだり驕ったりする自分も。

 


私が私でいる為には、適当に暮らすのが一番なのかな、と思ってもいる。

逃げなのかもしれない。それでも良いのかなと、今は少し甘えている。

 


迷わなかったわけじゃない。

多分、劣等感がないと言ったら嘘になる。

 


色んな反応をされる。

大半は苦々しい顔をしたり、大丈夫なの?と聞いてきたり、何とかなるよ!と少し離れてしまったり。

わかっていることだ。一番私が不安なのに。

 


生活を助けてくれとは言わない。無責任なことを言えないのは分かる。

けれど、誰か一人でも頑張ってって言ってくれたらそれで安心できるのに、頑張れるのに、なんてまた甘えたことを思う。

 


けれどその声援がないのもきっと、今の私の結果なのだろう。

 


先日占いに行ったが、何も知らない占い師の方が、私の道を信じてくれているようだった。当たり前だ。だって、占い師は自分の占い結果を信じているから。

 


ところで、この二年間、私は何か成し得たのだろうか、と考える。

 


学校に通っていたが、身につけるべきものの大半をそこに置いてきてしまった。何の経験も積んでいないし、大した知識だって得られていない。

 


強いて言えば囚われることの恐ろしさと、大人になるということを学んだ気がする。あとは、動かないとどうにもならないこと。

 


頑張ったのかもしれない。

頑張れていないのかもしれない。

もしかしたら、そもそも頑張る必要なんてないのかもしれない。

 


何もよく分からないまま、私はまだ一人でいる。

少し罪悪感があるけれど、きっと、私は一人だ。

 


業務を終えてからシロノワールを食べた。

こうやって何も考えずにいられるのも、もうあと少しなのかもしれない。

 

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